rss

炭焼き…脱臭脱煙装置

以前の記事で「今年の炭焼きはおしまい」と書いたけれど、ひとつ大事なことを忘れていた。ふぅーっ!長池里山クラブの炭焼きを特徴づける脱臭脱煙装置のこと。これなくしては市街地に位置する長池公園で炭焼きは続けられない。

里山クラブでの炭焼きは15年ほど続いているかなと思うけれど、始めの頃は炭焼きの煙が谷筋の小川づたいに住宅地へたなびき、炭焼き期間中の早朝には谷筋はうっすらと白くけぶり、何か燃えるにおいがしていた。(この小川は遊歩道脇に作られた水路です。)周辺に住む人の間では、何の臭いだっ! 火事か!と騒ぎになったこともある。

その頃は夜中に一回は消防車がサイレンを鳴らして煙とにおいの原因を探りにやって来た。消防署への事前の届けはもちろん出してあるのだけれど、通報があれば消防車はやって来る。

「ただ今炭焼き中」の看板やのぼりの設置、周辺住宅へのチラシの配布、宣伝カーによる広報を始めた。のぼりとチラシは今も続けている。

そして、脱臭脱煙装置の開発の模索が始まった。多くの人々の協力を得ながら改善に改善を重ねた結果、今は煙とにおいが谷筋に流れて行くことはなくなった。ホームセンターで調達できる資材を利用しての手作り装置だ。開発の経緯や仕組みについては制作者の弁を待ちたい。(その気があればだが。)

IMG_0062 窯の煙突から出た煙はダクトを通って斜面の中腹へと誘導され、そこで放出される。ダクトはここでは斜面の地中に埋設されている。
IMG_0212 装置の全容はこんな感じ。これら写真は今年の2月に撮ったもの。GWには周辺草木が伸びていて、斜面の下からは全く見えない。
IMG_0209 白い煙がモクモクと出ている。煙に水シャワーをかけるが、煙が全くなくなるわけではない。
IMG_0211 ズームアップ。

 

ということで、装置についてよくは知らない(こじ)が書いた記事なので、話半分で聞いていただけたら幸い。記述が間違っていたら、後の記事にて訂正します。

なぜ、長池里山クラブが炭焼きを続けているのか、という大事な話がまだ残っているのだけど、疲れた。いつかの機会にお話しすることにしたい。

竹パンケーキ

2016年4月29日(金祝) 竹パンケーキ焼き

窯詰め作業は大勢が一斉に作業できない。それで、同じ日に、大勢の人が楽しめるバウムクーヘンを焼くのが10年ほど前からの慣例だった。焼くのに時間と多大な労力のかかるバウムクーヘンをやめて竹パンケーキを焼き始めたのは去年からで今年は2回目となった。

最初は「竹パン・ケーキ」かと思い、いったいそれはな~んなの?だったが、「竹・パンケーキ」と知って合点。だったら、フライパンで焼けば「鉄・パンケーキ」とか「アルミ・パンケーキ」かなと思う。わたしとしては「竹ケーキ」がいい。TaKeKe~Ki というTKK~K(テケケ~ケ)という発音がおもしろい。

さて、百聞は一見にしかず。
IMG_0049IMG_0047

IMG_0051 IMG_0052IMG_0055

説明は敢えて付けないから、想像してみてね。細長く焼けたものを輪切りにして食べた。竹の香りがしたかどうか残念ながら覚えていない。

 
さて、今年の炭焼きはこれでおしまい。次は来年2月です。今回焼いた炭は次回の炭焼きの前に出します。それまで、窯の中を乾燥させててねってことで。良質の炭ができたかどうかはそれまでのお楽しみ。(以前には生焼け多量という時もあった。どきどき。)

(こじ)

まだつづく。

 

炭焼き…窯止めのお知らせ 2016.5.1

まもなく窯止めです。そうしたら、GWの炭焼き、終了します。(こ)


長池里山クラブの皆さま、事務局の赤羽です。

4月29日から始めた炭焼きも順調に進み、煙突の温度も277℃になり、本日5/1  18時頃には窯止めできそうです。明るいうちに窯止めが見られそうですから、興味のある方は見学に来てください。

窯止め
17時ぐらいから準備開始
18時 窯止め
19時ごろまで片付け   炭焼き終了

状況により時間は前後する可能性があります。
長池里山クラブ 赤羽 誠

炭焼き…点火から窯止めまで

2016年4月29日~5月1日
窯(煙突内)の温度の推移

4/29    12:33     点火 気温20.4℃
4/29    21:20    70℃ 窯口をふさぐ
4/30      7:00    85℃ 気温14℃
4/30    16:00   119℃
4/30    21:00   158℃ 空気孔に差し込んだレンガを大きめのに代える
5/1         1:00   203℃
5/1       10:00   253℃
5/1       18:00   291℃ まもなく窯止め(300℃が目安) 煙が透明になればOK

窯止めとは空気孔をふさぎ、練った土で前面全部をふさぎ、鉄板で覆う作業。窯の中は蒸し焼きとなり、炭ができる。

明るい内に窯止めができることはめったになく、たいていは夜から深夜、翌明け方になることもしばしばある。今回は温度が早めに上昇した。長年の間に煙の出口にこびりついたタールのかたまりを事前に取り除いたため、空気の通りが良くなったのかという憶測。でも、温度が早く上がればそれでOKというわけには行かない。良い炭を作るためにはじっくりと焼き上げることが必要らしい。

IMG_0064

これが長年にこびりついたタールのかたまり。冷え固まった溶岩のようだ。

つづき、竹パンケーキ焼きへ。

(こじ)

炭焼き…窯詰め 2016.4.29

2016年4月29日(金祝)
炭焼き…窯詰め…点火

炭材を詰める

午前10時頃から炭材を窯に詰め始めた。これで3分の1ほども詰まっただろうか。だんだん詰まってくると自分は後退することになる。

IMG_0040

このずんぐりした枝の切れ端は「ナグリ」と呼ばれ、詰めた材と窯の天井や壁とのすき間を埋めるのに使う。窯の中をすき間なく詰めないと材は燃えてしまう。

IMG_0056
12:33 (外気温20.4℃) 点火。窯入り口で薪を焚き続ける。温度が70度くらいになると窯口をふさぐが、数時間かかるので、交代で焚き続ける。

IMG_0060
21:20 70℃。このように耐火煉瓦でふさぐ。番号順に詰めていかないと合わなくなる。下の方に一か所小さめの空気孔を設けておく。始めはカケラ状のれんがを差し込んでいたが、温度が早く上がり過ぎていたようだったので、大きめのこのレンガに替えた。

IMG_0066
目安にする温度は煙の温度。煙突の下部に温度計の測定ロッドが差し込まれている。窯の内部の温度は煙突内の温度よりはるかに高いはず。出始めの煙は真っ白で、モクモクと出てくる。

IMG_0067
この写真の上部に見える四角い覆いの中に煙が入り、排気ダクトに誘導される。結露して垂れてくる液は漏斗で受け、ホースを通してドラム缶に集められる。これが木酢液。(もくさくえき)

つづく。

(こじ)